Raspberry Pi で気軽にプロトタイピングする気になるまで

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Raspberry Pi の最大の利点は小さいボディーでLinux が立ち上がることかなと思いますが、インストールが済んだ直後はキーボード、マウス、HDMI、LANケーブル、電源ケーブル等がのびていて毎回セッティングが面倒ですし、いまいち利点が活かせている気がしません。そこで今回は小型のWi-fiアダプタを接続し、ケーブルが電源のみが出ている状態でMacから気軽にリモートデスクトップやSSHで操作ができるようになるまでをかこうと思います。目指せ上の状態。


 

起動して使えるようになるまでの一般的な設定はたくさん情報があるので、それらを済ませた状態から始めます。

 

1. Wi-fiアダプタを設定する
 

まずLANケーブルをなんとかしましょう。今回利用したWi-fiアダプタはUSBの小型のもの、型番は Buffalo WLI-UC-GNM2 です。(Piと相性が悪いものもあるようです)

 

Piで /etc/network/interfaces を編集し、ip address, netmask, gateway等を入力します。

sudo nano /etc/network/interfaces

/etc/network/interfaces の全文はこんな感じ。お使いの環境の情報をいれてください。
ここではPiの固定IPを 192.168.110.200 にしてみました。他とかぶらなければokですね。

 

続いて /etc/network/interfaces で、上で指定しているwpa設定を設定します。こちらもssidとpskにお使いの環境の情報をいれてください。

sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

 

これでLANケーブルを取り外せるようになりました。
再起動してネットワークにつながればokです。

 
 

2. リモートデスクトップする
 

vncserverを使ってPCからのリモートデスクトップを可能にします。Piでtightvncserverをインストール。

sudo apt-get install tightvncserver

完了したら画面サイズを指定して起動します。

vncserver :1 -geometry 1024x768 -depth 24

macの場合、Finderのメニューから「移動」->「サーバへ接続」を選択します。接続先を入力。
スクリーンショット 2014-03-24 12.47.04

vnc://192.168.110.200:5901

ログインパスワードを聞かれたら入力します。
指定した解像度で画面が見えたら、成功です。

スクリーンショット 2014-03-24 11.34.21

 
 

3. オートログインとvncserver起動設定
 

vncserverによりリモートデスクトップが可能になりましたが、Piを落とすとまた立ち上げる必要が出てきてしまいます。Piの立ち上げが終了したらユーザ「pi」としてログインし、vncserverを立ち上げまでを行うように設定しましょう。

Piの /etc/inittab

を行頭#でコメントアウトし、以下のように変えます。ユーザ名はデフォルトだとpiですね。この作業は慎重に..

オートログインができたらvncserverを立ち上げるように設定しておきます。今回は ~/.bashrc の末尾にさきほどのコマンドを追記しました。

vncserver :1 -geometry 1024x768 -depth 24

Piをリブートしてリモートデスクトップができればokです。
これでキーボードとマウスも不要になり、デスク上がすっきりしました。

 
 

4. SSHで利用する
 

さて大分いい感じになってきたのですが、画面共有でパワーを食うのか快適とはいえない速度です..ディスプレイが接続されていて、そこにムービーを流す、あるいはoFなどでコンテンツを動かすことを想定して、ターミナルからSSHでコマンドだけ送る場合を想定しましょう。パスワードを聞かれたら入力します。

ssh pi@192.168.110.200

スクリーンショット 2014-03-24 12.25.39

 

僕としてはここまできてやっと、気づいたことを気軽に試そうと思う環境になりました。
ムービーの再生やoFなど、引き続きPiのポテンシャルを探っていこうと思います。
そちらはまたの機会に。

 
 

参考:
こじ研 – Raspberry Pi 準備編
Making Mugbot マグボットの作り方 – Raspberry Piのオートログイン

 

Hiroki Sato